この度、平成22年8月に第23代第56警戒群兼ねて与座岳分屯基地司令として着任しました鈴木憲でございます。
着任早々、群准曹士先任とともに平和祈念公園の国立沖縄戦没者墓苑に献花をしてまいりました。
与座岳分屯基地は、沖縄戦における最も激戦地に位置しており、この地で勤務できることは、身が引き締まる思いであるとともに、大変光栄なことと思っております。
与座岳分屯基地は、沖縄返還後の昭和47年9月に先遣隊20名がこの分屯基地に展開し、昭和48年3月、米空軍から与座岳のレーダーサイトを引き継ぎました。
以来37年間、寸断なく南西空域の監視を続け、沖縄の防空の一翼を担っております。
近年における日本国周辺の安全保障環境や航空自衛隊を取り巻く状況は、かつてない程、急激に変化しつつあります。
その状況の変化の中で、特に南西地域である沖縄諸島は、日本の防空における緊要地であり、この与座岳分屯基地においても、
現在、新型レーダーFPS−5の建設事業が平成24年完成を目途に推進中であります。
そして、隊員達も平成24年の運用開始に向け、一致団結し準備に邁進している状況であります。
私は、与座岳分屯基地司令として着任した際、隊員達に「最高のプロを目指せ。」という指導方針を示しました。
隊員一人一人が日々の訓練を積み重ねつつ、最高度の力を発揮し「国民の負託に応える。」という気概を忘れることなく、
それぞれに与えられた任務を全うすることにより、部隊の精強化に尽力して参りたいと思います。
また、この与座岳分屯基地が隊員達にとって「第二の故郷」となるよう、地域行事やボランティア活動への参加等、
隊員達が積極的に地域の皆様と接する場を設けつつ、明るく活気ある部隊、地域とともにある部隊を目指していきたいと思っております。
今後とも航空自衛隊隊与座岳分屯基地の諸活動に対しましては、地域の皆様の尚一層のご理解とご協力を賜りますよう、
心からお願いを申し上げご挨拶とさせていただきます。
敬具