わが国の安全保障環境が厳しさを増す中、特に北朝鮮による弾道ミサイルの
発射が相次いでいることも踏まえ、航空自衛隊の弾道ミサイル対処に係る戦術
技量の向上を図るためです。
PAC−3の主要構成器材を航空自衛隊の部隊から、陸上自衛隊の駐屯地に
運搬し、そこで組立て、作動確認、撤収までの手順等を確認・演練しました。
実施日 | 訓練場所 | 訓練実施部隊 |
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6月16日(金) | 福岡駐屯地(春日市) | 第7高射隊(築城) |
6月26日(月) | 北熊本駐屯地(熊本市) | 第6高射隊(芦屋) |
訓練状況は、新聞やニュースで報じられました。このことにより、北朝鮮の
弾道ミサイル発射に不安を抱いている国民の皆様の、安全・安心感の醸成に寄
与できたものと考えています。また、部隊の機動展開能力を向上させることが
できました。
展開地への進入 |
レーダー装置等の組立て |
迎撃ミサイル発射装置 |
アンテナ・マスト・グループ |