10月活動状況
10月27日(土)、春日基地は創設53周年記念行事を行いました。
創設記念行事に先駆けて、西空司令部において、歴代西空司令官会同が行われ、西空の現状などについての報告が行われました。
記念行事では、あいにくの天候のため、屋外で予定されていたいくつかのイベントは取りやめとなりましたが、記念式典をはじめ、西部航空方面隊司令部支援飛行隊所属T−4、3機による祝賀飛行、航空学生ドリルなど予定どおり行われました。
祝賀会では下甑分屯基地隊員が甑島郷土芸能である「長浜出羽踊り」を披露。会に華を添えました。
毎年恒例となった尾山分屯基地レッドクラブの演技は、路面の状況により内容に若干の変更はあったものの、無事演技を終え、来場者から盛んな拍手をもらっていました。
誰が雨男?女?だったのか・・?謎は深まりますが、来年こそは晴天に恵まれることを祈りつつ、またのご来場をお待ちしております。
翌28日に行われた築城基地航空祭は晴天に恵まれ、ブルーインパルスの華麗な演技や戦闘機の機動飛行などで航空ファンにも満足いただける1日となりました(^^)
歴代の西空司令官 |
雨の中の記念式典となりました |
一糸乱れぬ演技を見せる航空学生 |
「出羽踊り」下甑分屯基地隊員 |
高尾山レッドクラブは今年も大人気 |
着ぐるみも大活躍(^^) |
満員御礼?!築城基地航空祭 |
青空にブルーインパルスのスモークが映えます |
西部航空方面隊では、平成23年度から空曹及び空士の英語能力の向上と、それぞれの階級に応じた視野の拡大を図るとともに、米空軍と航空自衛隊の相互理解を図るために、米空軍嘉手納基地で開催される集合教育に、年に数回隊員を参加させています。
コースは、2曹又は3曹が参加する「空曹資質強化教育」(NCOPES:NCO Professional Enhancement Seminar)と、空士長が参加する「空士能力向上教育」(APDS:Airman
Professional Development Seminar)があります。
期間は2〜3日で、正規課程として設置されている教育機関への入校を控えた下士官及び兵士に対し、「軍人としての心構え、資質」についての再教育を行っています。
教育は全て英語、教官は下士官 |
第18航空団司令講話 |
服装容儀点検 |
体力練成(早朝5時40分開始) |
オフショット(基地内ボーリング場にて) |
サポートメンバーと記念撮影 |
10月18日(木)、米海軍太平洋艦隊司令官ヘイニー大将が佐世保基地を訪問され、西空司令官は陸自西方総監、海自佐世保総監とともにお迎えしました。
イージス艦での昼食会、意見交換会などが行われ、友好を深めることができました。
その後、佐世保総監の案内により、海軍司令部壕研修、港内研修が行われ、海軍時代から続く歴史と伝統を感じるとともに、船乗りの心意気に触れる有意義な一日となりました。
ヘイニー大将と記念の盾の交換 |
イージス艦上にて |
旧海軍司令部壕の研修 |
眼下に佐世保湾全景を望む |
爽やかな秋晴れに恵まれた10月13日(土)、西部航空方面隊司令部支援飛行隊(以下、西司飛)創設40周年記念式典が、春日基地飛行場地区にある西司飛格納庫内で行われました。
当日は、歴代隊長やOBを始めとする77人の招待者に、西空司令官、春日基地司令等の来賓を迎え、いつもはT−4が納められている格納庫内は厳粛な空気に包まれました。隊長の安藤2佐の挨拶の後、西空司令官、春日基地司令、そしてOBを代表して第10代隊長伊東様からの祝辞があり、その後記念撮影。現役、OB揃って、40周年記念塗装を施したT−4の前で写真に収まりました。
午後6時からは会場を移動して、博多駅近くにあるホテルセントラーザで記念祝賀会。参加者達は当時の思い出話に花が咲いた様子で、和やか、かつ賑やかな祝賀会となりました。その後は、興奮冷めやらぬまま2次会、3次会・・・と、それぞれ夜の博多に消えていったという噂も・・・。
お集まりいただいた皆様、本当にありがとうございました。
西司飛は、今後も50周年、100周年へ向けて益々精進して参ります!(^o^)/
記念式典の様子 |
参加された来賓の皆様 |
西空司令官による祝辞 |
たくさんの人で記念塗装が見えません(^_^;) |
10月12日(金)から14日(日)までの間、福岡国際会議場及び福岡国際センターにおいて「安全・安心〜ユニヴァーサルデザインの基本を考える〜」をテーマとして、第4回国際ユニヴァーサルデザイン会議2012in福岡が開催されました。
10月13日(土)には、陸海空自衛隊の各代表者による東日本大震災から得られた教訓等について講演が行われました。
空自の代表者として、西部航空方面隊副司令官の杉山政樹空将補が講演を行いました。杉山副司令官は、震災当時、第4航空団司令兼松島基地司令として勤務しており、その時の経験を踏まえ、松島基地の被災状況、復旧状況及び同基地周辺における災害派遣等の状況などについて講演を行いました。講演の中で、天皇皇后両陛下及び寛仁親王殿下が松島基地をご訪問になった際、現地において復旧活動にあたっている隊員に対し、身に余るほどの激励を賜ったことを紹介し、講演終了となりました。
なお、10月12日(金)には、瑤子女王殿下ご鑑賞のもと、西部航空音楽隊による約30分間の演奏会が行われました。
講演のスタート |
副司令官による講演 |
テーマは「絆」 |
和文、英文、手話での説明が付きました |
24.10.10(水)、長崎県の陸上自衛隊大野原演習場を主な訓練会場として、西部航空方面隊が主催する「航空救難訓練」を行いました。
航空自衛隊の大型ヘリコプターが航空機トラブルにより遭難したとの想定のもと、陸自・空自・佐世保市東消防署の連携による地上捜索・救護及び救急車両搬送や、陸自・空自・長崎県防災航空隊の航空機による空路搬送を訓練しました。
負傷者発見!地元報道機関の取材も受けました |
佐世保市東消防署の隊員と連携してトリアージ |
訓練の全般を統制する西空司令部の現地調整本部 |
負傷者を新田原救難隊のUH-60Jに搬送する隊員 |
長崎県防災航空隊のヘリとも連携 |
訓練終了後、参加隊員を前に訓示を述べる司令官 |
24.10.2(火)に、陸上自衛隊健軍駐屯地(熊本県熊本市)において、陸自西方総監・海自佐世保地方総監・空自南混団司令・西空司令官による会議がありました。
この会議は、我が国の西部地区に所属する陸海空各部隊の指揮官が一同に集まり、周辺情勢や防衛関連等の意見交換と認識の共有を図る事を目的として年2回行っています。今回も各指揮官の意見交換等により、有意義な会議となりました。
この場をお借りし、昼の部そして夜の部をセッティングしていただいた西方総監のスタッフの方々に、感謝を込めて厚く御礼申し上げます。
左から西空司令官、西方総監、佐世保地方総監、南混団副司令 |
参加者全員揃って記念撮影 |