7月活動状況
西部航空方面隊は7月29日〜30日、福岡の企業主等を招き部隊研修を行いました。
日頃、自衛隊員の再就職に理解を頂いている福岡県内に拠点を置く企業の皆様に対して、部隊見学を通じて自衛隊への理解を更に深めて頂く事を目的に行われました。
研修は、福岡空港からCH−47Jヘリコプターに搭乗して、築城基地へ移動。同基地所在の第8航空団(F-15・F-2)及び第7高射隊(ペトリオット)を見学、我が国防の要である戦闘航空団の要撃機と弾道ミサイル対処能力を有する迎撃ミサイルについてその意義と必要性について研修を受けて頂きました。築城基地研修の後、空路を上対馬最北端の海栗島に移動、歴史的にも国防の最前線である海栗島を研修して頂きました。企業の皆様からは、「厳しい環境下で勤務する隊員の士気の高さに感銘を受けました。企業にも同様の使命感が必要なんですが。。」との所感を頂きました。
今後とも、隊員の就職援護に理解を得るための部隊研修を積極的に計画していきたいと思います。
模擬展開された発射台の前で隊員と |
発射台以外の装備(レーダーアンテナ) |
ヘルメットの軽さにびっくり! | ジェットエンジンに質問が集中 |
隊長の概況説明を受ける企業の皆様 | 海栗島の頂上にて(レドーム前) |
7月27日(火)、西部航空方面隊司令官は、陸上自衛隊目達原駐屯地を訪問しました。
まず、目達原駐屯地司令と懇談した後、第3対戦車ヘリコプター隊において、「AH−64D」戦闘ヘリに体験搭乗しました。このヘリコプターは、通称「アパッチ・ロングボウ」と呼ばれ、平成17年度から整備が開始された最新鋭のものです。
今回の部隊訪問及び体験搭乗は、統合運用態勢の更なる拡充を図るために計画されたもので、特にAH−64Dの各種性能等の実地確認を行いました。
当日は、薄曇りの天気でしたが、雨に見舞われることなく、スケジュール通りに背振山系近傍でのフライトができました。 探求心の旺盛な司令官は、最新鋭ヘリの性能を体験し、着陸後も装備品等について質問の嵐でした(^O^)。
目達原駐屯地司令をはじめ、第3対戦車ヘリコプター隊の皆さん、ありがとうございました!
待機中のAH−64D |
機上でのシステム説明 |
フライト準備完了! | TAKE OFF! |
装備品の説明を受ける司令官 | 体験搭乗無事終了! |
防衛大学校第4学年の学生が夏季定期訓練の研修で、7月2日から7月16日の間に春日基地を訪れました。前段と後段に分かれ、1週間の日程で合計54名が防空司令所とレーダーサイト(背振山分屯基地)の勤務を体験し、約1年後にやってくる部隊勤務に備えました。
期間中、前後段それぞれで防大学生と防大卒現役自衛官との懇親会が春日基地内で行われました。
特に、15日に行われた後段の懇親会では、学生研修の視察で来基中の防大学校長のほか、西部航空方面隊後援会(西翔会)の方々をお招きし、盛大な会となりました。学生は、諸先輩方から様々な話を聞き、将来自衛官として勤務することへの決意を新たにした様子でした。
研修の一環、司令官講話 |
第3移動警戒隊の研修 |
研修成果を一言披露 | 肩を組んで逍遙歌(寮歌?)を熱唱 |