西部航空音楽隊は昭和51年に航空自衛隊西部航空方面隊司令官の直轄部隊として編成され、航空自衛隊春日基地(福岡県春日市)に所在し、九州・中国・四国地方を主な活動範囲として演奏を行っています。
入隊式を始めとする航空自衛隊の各種儀式での演奏、隊員に対する士気振作演奏のほか、博多どんたくや大相撲九州場所千秋楽等のイベントでの演奏、学生への技術指導や演奏会を各地(離島を含む)で積極的に実施し、好評を博しています。
また、平成28年に発生した熊本地震での被害者の方々への慰問演奏も実施しました。
近年は様々な場所で演奏ができるよう、小編成での吹奏楽や、アンサンブルにも取り組み、レパートリーの幅を広げ、国民の皆さまと航空自衛隊の架け橋になれるようにより質の高い演奏を目指し、日夜訓練に励んでいます。
音楽隊の活動は、主に一般の方に向けた広報活動と、自衛隊員に向けた士気振作活動に分かれています。
コンサートホールや各地域で行われるイベント等で演奏を行います。航空自衛隊の音楽隊は吹奏楽のオリジナル作品はもちろん、クラシック作品や、ジャズ、ポピュラーミュージックから、民謡・歌謡曲等、さまざまなジャンルをレパートリーとしています。また、作品の委嘱や、隊員自身が作曲を行うなど、吹奏楽の新たな可能性を追求すべく取り組んでいます。
国家行事での演奏や外国要人来日時の式典演奏なども行っています。過去の例として、今上天皇即位の礼や、皇太子殿下ご成婚パレードなどがあります。
派遣先の地域、県内の学校より依頼を受け音楽鑑賞会や、吹奏楽部への指導も行っています。
西部航空音楽隊の演奏しているCDも発売されています。詳しくはDiscographyをご覧ください。