新田原基地について


新田原基地の歴史


 新田原基地には、戦前、陸軍の飛行場が設置されており、挺身部隊(落下傘部隊)等が所在していました。終戦とともに、基地の敷地は、農林水産省に所管替えされ、開拓農地として民間に払い下げられた経緯があります。

 その後、昭和29年(1954年)航空自衛隊が発足、当時急務となっていた操縦者育成のために、T-33Aジェット練習機を有する第3操縦学校分校を主軸とする空自新田原基地が昭和32年(1957年)12月に開設されました。基地の基本任務の一つである『教育』の源流はまさにここにあります。

 そして、昭和36年(1961年)7月には松島基地からF-86Fジェット戦闘機を有する第5航空団が移駐し、教育部隊と防空部隊が同居するという現在の新田原基地の原型がここに完成しました。

 科学技術の発展や我が国を取り巻く安全保障環境の変化などにより、基地に所在する部隊や航空機などの装備品もこれらを反映して逐次、発展・更新して今に至ります。なお、以下に示す略歴年表のうち下線を付している部分は、平成29年9月現在、新田原基地に所在する部隊及び航空機等です。


沿革


 昭和32('57)年12月 基地開設

新田原基地開設
【設置】第3操縦学校分校、航空保安管制気象群新田原分遣隊、新田原警務分遣隊

 昭和33('58)年1月 滑走路工事完成(2,000m)

 滑走路工事完成(2,000m)

 昭和33('58)年2月 花束贈呈

 T-33A初飛来、操縦訓練準備を推進

 昭和33('58)年4月

 T-33Aによる基本操縦学生訓練開始

 昭和34('59)年6月 第17飛行教育団 部隊改編

【新編】第17飛行教育団
【廃止】第3操縦学校分校
【改編】航空保安管制気象群新田原分遣隊→新田原管制隊新田原気象隊

 昭和34('59)年12月 第5航空団、松島基地にて新編

 第5航空団、松島基地にて新編

 昭和35('60)年3月 救難航空群新田原分遣隊(T-34)設置

【設置】救難航空隊新田原分遣隊(T-34、H-19)

 昭和36('61)年7月 第5航空団松島基地から移動

第5航空団、松島基地から移動
第6飛行隊(F-86F)松島基地から移動

 昭和37('62)年1月

【新編】第10飛行隊(F-86F)

 昭和38('63)年1月

【廃止】第17飛行教育団

 昭和38('63)年11月 F-104初号機、受領

 F-104J初受領、部隊新編準備に着手

 昭和39('64)年3月 滑走路延長工事完成(2,700m)

 滑走路延長工事完成(2,700m)

 昭和39('64)年2月~3月

 第10飛行隊(F-86F)築城基地へ移動
【新編】第202飛行隊(F-104J)

 昭和39('64)年10月~12月

 第6飛行隊(F-86F)築城基地へ移動
【新編】第204飛行隊(F-104J)

 昭和39('64)年12月

【改編】航空救難群新田原分遣隊→航空救難群新田原救難隊(T-6、T-34、H-19、S-62)

 昭和42('67)年10月 西部航空方面隊第2作業隊新設

【新編】西部航空施設隊第2作業隊

 昭和43('68)年9月

 台風16号に係る災害派遣

 昭和43('68)年12月

【機種更新】新田原救難隊(V-107)

V-107
 昭和44('69)年3月

 新田原救難隊T-6ラストフライト

新田原救難隊T-6ラストフライト
 昭和44('69)年12月

【機種更新】新田原救難隊(MU-2)

MU-2
 昭和47('72)年12月

 新田原救難隊(V-107)が新富町沖で座礁したタンカーから乗組員9名を救助

新田原救難隊(V-107)
 昭和53('78)年4月

【改編】新田原警務分遣隊→新田原地方警務隊

 昭和55('80)年2月

 日米共同訓練(コープノース)新田原基地で初実施

日米共同訓練(コープノース)新田原基地で初実施
 昭和56('81)年12月

 F-15J/DJ初受領、部隊改編準備に着手

F-15DJ初配備
 昭和57('82)年12月

【機種更新】第202飛行隊(F-104J→F-15J/DJ)

【機種更新】第202飛行隊(F-104J→F-15J/DJ)
 昭和58('83)年3月

 飛行教導隊(T-2)築城基地から移動

飛行教導隊(T-2)築城基地から移動
 昭和60('85)年2月

 F-104Jラストフライト

F-104Jラストフライト
 昭和60('85)年3月

 第204飛行隊(F-104J→F-15J)百里基地へ移動

 昭和60('85)年3月

 第301飛行隊(F-4EJ)百里基地から移動

301 百里から移動
 平成2('90)年12月

【機種更新】飛行教導隊(T-2→F-15J/DJ)

飛行教導隊 機種更新
 平成3('91)年4月

 F-4EJ改、初受領

F -4EJ 改
 平成3年('91)年6月

 T-4、初受領

T-4、初受領
 平成6('94)年7月

 T-33Aラストフライト

T-33Aラストフライト
 平成7('95)年2月

 阪神淡路大震災に係る災害派遣

阪神淡路大震災に係る災害派遣
 平成9('97)年3月

 UH-60J初受領

UH-60J初受領
 平成11('99)年3月

 V-107ラストフライト

 平成12('00)年3月

 U-125A初受領

u-125
 平成12('00)年9月

 MU-2ラストフライト

MU-2ラストフライト
 平成12('00)年10月

【廃止】第202飛行隊(F-15J/DJ)

202SQ解散式

【新編】飛行教育航空隊第23飛行隊 (F-15J/DJ)

F-15-DJ
 平成13('01)年3月

 F-4EJラストフライト

 平成14('02)年3月 第5基地防空隊新設

【新編】第5基地防空隊

 平成17('05)年4月

 富田送電所開設

富田送電所開設
 平成17('05)年9月

 台風14号に係る災害派遣

台風14号に係る災害派遣
 平成19('07)年9月

 訓練移転(ATR)新田原基地で初実施

訓練移転(ATR)新田原基地で初実施
 平成22('10)年5月

 口蹄疫に係る災害派遣

口蹄疫に係る災害派遣
 平成23('11)年1月

 鳥インフルエンザに係る災害派遣

鳥インフルエンザに係る災害派遣
 平成23('11)年3月

 東日本大震災・福島第1原発事故に係る災害派遣

東日本大震災・福島第1原発事故に係る災害派遣
 平成26('14)年8月

【改編】飛行教導隊→航空戦術教導団 飛行教導群

【改編】飛行教導隊→航空戦術教導団 飛行教導群
 平成28('16)年4月

 熊本地震に係る災害派遣

熊本震災 災害派遣
 平成28('16)年6月

 飛行教導群(F-15J/DJ)小松基地へ移動

航空戦術教導団、飛行教導群(F-15) 小松基地(石川県)へ移動
 平成28('16)年8月

 第305飛行隊(F-15J)百里基地から新田原基地へ移動

 百里基地から移動 第305飛行隊
 平成28('16)年10月

 第301飛行隊(F-4EJ改)百里基地へ移動

百里基地へ移動
 平成29('17)年7月

 九州北部豪雨に係る災害派遣

九州北部豪雨に係る災害派遣