こちら学生隊

ホーム > その他 > こちら学生隊

こちら学生隊

平成29年度

年間スケジュール

防大課程(B) 一般課程(U) 部内課程(I) その他の課程
(A,S等)

4

5

駅  伝  大  会

6

60km徒歩行進

30km徒歩行進

60 km 徒 歩 行 進

7

水泳現地訓練

水泳現地訓練
職種説明会

8

9

エアマンシップ
トレーニング

総合研究
総合訓練
(基地警備)

総合訓練
(基地警備)

10

卒業式

球技大会
卒業式

11

60km徒歩行進

12

1

2

3

修了者の声

  • B課程はこちら(ただいま準備中)
  • U課程はこちら(ただいま準備中)
  • I課程はこちら

学生の様子

I課程 卒業式


【左写真】国歌斉唱
【右写真】卒業証書授与


【左写真】学校長褒賞授与
【右写真】集合写真

卒業所感文(抜粋)(宮崎候補生)

(本課程で得たもの)
 私の本課程履修においての心構えは、「日々修行」と「相互補完」の二点であった。課程期間中は、多くの課題作業や訓練及び行事等の準備に追われ非常に多忙な期間であった。しかし、決して卑屈になることなく、常に自己の能力発展のためという気概を堅持し、全てにおいて全力で取り組むことができたと自信を持って言える教育課程とすることができたと考える。また、自己の警備職域としての知識及び技能等を遺憾なく発揮し、さまざまな場面で同期たちの力となることができたと考える。本課程においては、幹部として必要な知識、技能、体力といった数多くの事を学び、身に着けることができたと感じる。また、これまでの空曹としての視点が非常に狭いものであったことを認識するとともに、幹部としての視野の広さや、大局的見地に立った物事の状況判断がいかに重要なものであるのかを、実体験を伴いつつ学ぶことができた。本課程で得ることができたものを、今後の部隊勤務等で大いに役立て、組織の任務遂行に貢献していきたいと考える。

年間スケジュールに戻る

B課程 卒業式


【左写真】卒業式開始時
【右写真】卒業証書授与


【左写真】集合写真
【右写真】見送り時

卒業所感文(抜粋)(B課程 工藤候補生)

「本課程で得たもの」
 私が本課程で得たものは2つある。1つ目は頼れる同期であり、2つ目は論理的思考力である。
 1つ目の頼れる同期については、短いながらも濃い課程生活を通じて、防衛大学校時代では築くことができなかった信頼関係を色々な同期と築くことができたということである。課程生活では、60km徒歩行進訓練や基地警備訓練といった訓練から各種行事に至るまで様々なイベントがあった。それらを通じて、共に取り組み、時には本音でぶつかることで同期の頼もしさ、そして大切さを痛感した。
 2つ目は論理的思考力である。教育理念でもあるように、この幹部候補生学校での生活は考えることの連続であった。当直勤務や係勤務、そして各種行事の企画運営等、正に論理的思考力が求められる機会が非常に多かった。私は60km徒歩行進訓練の準備PH運用幕僚と基地警備実習の8PH拠点警備小隊長をやらせていただいた。どちらも考えなければならないことが非常に多く、苦労した。しかしながら、何度も指導受けや失敗を繰り返すことで論理的な思考がどういったものなのか少しずつ理解できるようになってきた。また、色々な人の意見を聞くことで色々な考え方ができることも分かった。
「最後に」
  約半年という長いようで短いような課程生活であった。教育理念が「自ら考え、判断し、行動する航空士官」ということもあり、常に積極的な姿勢が求められた。この課程生活で、私の苦手であった論理的な思考や判断を見直すことができた。短い期間ではあったが、課程生活での様々な出会いや経験は今後の自分の自衛官生活における財産になった。奈良での課程生活を無駄にすることのないように一日一日を無駄にすることなく生きていきたい。そして、立派な幹部自衛官となって恩返しできるように日々邁進していきたい。
 最後に、有意義な課程生活を過ごすことができたのは区隊長、助教及び基幹隊員の方々の多大なご指導ご支援の賜物であります。深く感謝申し上げます。

年間スケジュールに戻る

I課程 球技大会


【左写真】開会式後、競技委員から説明
【右写真】熱の入った応援


チームの勝敗を決定するPK戦の様子
【左写真】緊張の一蹴り
【右写真】PKの結果を見守る者達

年間スケジュールに戻る

A課程 総合訓練


【左写真】ゲリラからの攻撃に応戦
【右写真】不審車両の検索


【左写真】不審者の取り押さえ
【右写真】昼夜を問わぬ警戒監視

総合訓練とは?

総合訓練は、幹部候補生学校の課程において、課程履修の集大成として位置づけられる訓練である。基地を防衛する基地警備小隊長として、基礎的な指揮能力の修得を教育目標として実施し、基地警備において生起する各種事態に対して、定められた基準で対処することができる知識及び技能を修得させるものである。
(岡村1尉)

総合訓練を終えた感想(A前期課程 佐瀬候補生) 

 本訓練は計画の作成から作戦の実行まで、終始非常に忙しかったという印象が大きかったが、その分得られたものもとても大きかったと感じる。私が本訓練を通じて学ぶことができたと思う点は3つある。
 1つ目は、綿密な作戦計画の必要性である。本訓練は基地警備計画の作成から全て学生が、行わなければならなかった。これまでの教育課程では教官から示された計画に沿って訓練するだけであったが、本課程では警備計画から態勢に応じた事態対処法等を計画する必要があった。特に、不測事態発生時の対処法を考える際は、ある程度の融通性のある文言を含めながらも具体的な対処を行えるような方策を立てなければならず難題であった。しかし、計画の段階で綿密な作戦構築が出来ていたため、基地警備訓練を実際に行う際は円滑に行えたと感じた。
 2つ目は、現場部隊における上官からの命令の重要性である。自分が現場の部隊員として勤務した時、事前に状況や予測事態を説明されていても、不測事態が発生すると対処に手間取りがちであった。そういった時に、適時適切な上官からの命令があれば、現場も正確かつ迅速に対処できるものだと感じた。それと同時に、現場の部隊員も上官の意図を汲みとり、命令を予期しておくことで、より円滑な任務の遂行が可能になるのだとも感じた。
 3つ目は、現場指揮官としての指揮活動の難しさである。指揮官は現場隊員からの報告からでしか状況を把握することはできず、その報告を信じて状況判断し命令を下さねばならない。「戦場の霧」といった言葉があるが、これを実際に感じることができたと思う。また、指揮官が決心しきれず、命令下達を躊躇するほど現場の隊員に不安を与え、かつ機を失してしまうということも身を以て思い知った。
 これまで本課程で学んだことを実際に行ったことで、幹部としての指揮活動の難しさを体感できた。本訓練で学んだことを今後の部隊任務遂行に活かしていきたいと思う。

年間スケジュールに戻る

I課程 総合研究


【左写真】1日目:個人で課題に取り組む
【右写真】2日目:討議の様子


【左写真】3日目:指揮所演習
【右写真】3日目:訓示している様子

総合研究を終えた学生の所感 黒原候補生

 私達は今回、9月6日から8日にかけて総合研究を実施した。この総合研究については、私達が今課程で培ってきた知識、技能を駆使し、航空自衛隊が行う作戦の各種状況に対し、考察を実施するというものであった。ただ考察するだけでなく、実際に部下隊員の士気を高揚させるための訓示の要領や、状況に対する指揮所活動の演練も行った。内容については決して簡単なものではなく、与えられた状況すべてが、私達が将来幹部自衛官となる上で、必要不可欠な内容ばかりであった。
 今回の総合研究を通じ、改めて沢山のことを学ぶことができたと感じる。特に学んだ事項は、「あらゆる状況に対する適切な判断」及び「任務達成の重要性」である。付与された状況に対する判断は、任務の確認を通じ、その目的を明確にし、任務達成のためにいかにすれば効率的かつ、効果的に達成することが可能であるかを考察しなければならず、あらゆる可能性を考慮し合理的に判断しなければならなかった。しかしながら、私達は幹部自衛官となった際、様々な任務を与えられるだろう。その際、今回学んだ状況判断の思考過程にのっとり、確実な指揮を執り任務を遂行していきたいと考える。
 2つ目の任務達成の重要性であるが、私は今回の総合研究を行う際に、「自らが実際に幹部自衛官となった際のことを考え、全力で取り組もう」と考えていた。実際に考察を開始してみると、利点、不利点をすべて洗い出し、それに付随するあらゆる事象を想定した上で何を優先させなければならないのかを考えておかなければならないものであった。私達が任務を遂行する上で、すべて上手くいくものではない。時には苦渋の決断を迫られる時もあるだろう。私達は入隊する前に直筆で記入をした、服務の宣誓の中に「身をもって責務の完遂に努め、もって国民の負託にこたえること」とあるとおり、時には身を挺して任務を完遂しなければならないことを改めて認識するとともに、幹部自衛官に与えられる指揮権及び責任の重要性を理解することができた。
 全般を通して、私は今自らに足りないものや、必要なもの、そして指揮官としての責任の重要性を学ぶことができた。今後も私は努力を続け、国民の皆様に恥ずかしくないような幹部自衛官及び航空自衛隊の中核として勤務したい。

年間スケジュールに戻る

U,I課程 水泳現地訓練

写真提供:高浜町 荒木 貞雄 様

水泳現地訓練とは?

 7月24日から28日の間、福井県高浜町の立石海岸においてU、I課程水泳現地訓練が実施された。この訓練は、海において集団での長時間泳(3時間)を行うことで、水泳能力の向上を図るとともに、克己心及び団結心等の精神要素を涵養することを目的としている。
 入校後すぐに泳力チェックを行い、AからEの5つの泳力班に分け、奈良基地内の屋内プールで泳力に応じた事前訓練を実施した。事前訓練の成果もあり、ほとんどの学生が3時間の長時間泳を完泳した。特に、低練度のE泳力班には全く泳げない学生もいたが、指導員が手とり足とり熱心に指導し、また、学生もそれに応えるべく必死に努力したことにより全員が完泳を果たした。
 この訓練では、高浜町長をはじめ、教育委員会、自衛隊協力会、町民の皆様等のご理解、ご協力のもと、小学校を宿営地として利用させていただいており、自衛隊が国民の皆様の支えで成り立っていることを実感することができる良い機会となっている。
(二宮1尉)


【左写真】E泳力班のプールでの2時間泳
【右写真】プールでのバディーチェック訓練


【左写真】A泳力班の集団泳
【右写真】B泳力班の集団泳


【左写真】C泳力班の集団泳
【右写真】遠泳前に士気を上げるD泳力班


【左写真】休憩中のE泳力班
【右写真】訓練を支えた教官や助教たち

候補生の感想

A泳力班 中岡候補生(I課程)

 今回、集団での長時間泳を通じて、海における保命法の基礎となる水泳能力の向上を図るとともに、克己心及び団結心等の精神要素を涵養するため、水泳現地訓練を実施した。私が所属していたA泳力班の集団時間泳での具体的目標は、隊形を斉一に保持し、顔上げ(ヘッドアップ)で声を出しながら3時間で6.5km以上を完泳することであった。当日の海の状況(波の高さ等)及び現地での訓練不足(海での練習は3~4時間程度)等、天象、気象に恵まれない中、集団時間泳では、隊形を概ね保持し、ヘッドアップで声を出しながら完泳することができた。しかし、3時間で泳いだ距離は6.3kmと目標の6.5km以上を泳ぎきることはできなかった。これは、克己心(己に打ち勝つ強い気持ち)を欠いた結果だと考える。しかし、A泳力班として他の泳力班を声で励まし、目標に向かって突き進む姿は、他の泳力班の模範となるものであったと考える。
 今回、A泳力班として、目標である3時間で6.5km以上完泳することはできなかった。水泳能力については、プールでの訓練(2時間泳等)及び陸上トレーニングでの訓練を通じて、個々の差はあったものの、全員が目標を達成する能力があったと考えている。では、何が足りなかったのか。それは、訓練目標にもある克己心だと私は感じている。辛い時こそ仲間のため、目標達成のために自己の弱さと対峙し、全ての力を出し切ることが必要である。また、自身の気持ちが負けそうな時、支えになるのは、泳力班の同期であり仲間であることを学ぶことができた。今回、3時間で6.5km以上という目標を達成することはできなかったが、A泳力班の一員として、3時間完泳できたことを誇りとし、今後の課程生活の糧としたい。
 当日、悪天候(波の高さ等)が予想される中、3時間泳を泳ぐチャンスを頂けたことに感謝している。全力で我々のサポートや安全管理を行ってくださった基幹隊員の方々及び陸上、海上自衛隊の方々の支援無くして3時間泳の完泳はあり得なかった。支援して頂いた多くの方に感謝するとともに、今後は、部下の命を預かり管理する立場となることを自覚し、その重責を担えるよう精進したい。

E泳力班 加藤候補生(I課程)

全般
 今訓練において感じたことは、努力は決して裏切らないということである。私達E泳力班は、訓練当初全く泳げなかった。その中でも私は、特に上達が遅く、本当に泳げるようになるのか不安であったが、6月中旬から約1ヶ月半毎日課業外に練習を行った成果もあり、無事に3時間完泳することができた。しかし、この成果は、1人では決して達成することはできなかったと考える。担当区隊長を始め、毎日教えて下さった助教の方達及びE泳力班6名の仲間が団結していたからこそ、成し得られた成果であると感じる。
細部
 全般でも述べたが、私達は、平日の課業外毎日練習を行っていた。課題等も有る中で、毎日の練習は、正直辛いと感じる時もあり、他の学生を羨む気持ちがある時もあった。恐らく、このように感じていたのは私だけでは無いと思う。しかし、課業外の練習を休む者はほとんどいなかった。なぜかというと、強い気持ちを持った仲間がおり、団結して訓練に臨んでいたからであると思う。3時間泳本番の時も、波が高く海はあまり良い状態ではなかったが、E泳力班からは一人も体調不良者が出ず、全員が気持ちも折れることもなく、3時間完泳することができた。この成果は、一人一人の努力の成果もあるが、今訓練に皆が真摯に取り組み、仲間のことを思いあう気持ちがあったからだと感じる。私は、E泳力班のリーダーをしたが、泳力班の中でも1番泳力が低く、リーダーをするのが不安であったが、班員達の支えにより最後までやりとおせたのだと感じる。
 今までの課程生活の中で、こんなに一つのことに時間を費やいてきたことは無い。できないことがあったとしても、何かしら理由を探し、時間を作る努力をしてこなかったのだと今ならわかる。今訓練では強い意志を持ち、努力をし続ければ必ず結果は現れると体現することができた。この訓練で得たこと及び助教の方々が毎日私達に付き添い教えて下さった姿は、今後の部下指導及び教育にも必ず役立てることができると感じた。
その他
 今訓練の成功は、高浜町の方々をはじめ多くの方々のご支援の上に成り立っていること及び、最後教頭先生からもあったとおり、私達の行動の一つ一つが国民に与える影響の大きさを強く感じ、今後の訓練に高い向上心をもって励んでいきたいと感じた。

年間スケジュールに戻る

I課程 職種説明会

I課程 職種説明会の様子

 7月4日、5日、10日、14日の課業外において、奈良基地に所属する各特技の幹部から、部内課程学生に対して職種説明会が実施された。各特技の先輩幹部から、職種ごとの経歴管理、やりがい及び魅力が説明され、学生は自分の将来を考えるにあたり真剣に臨んでいた。本職種説明以降、学生に対する希望調査が実施され、航空身体検査の結果を踏まえた上で、卒業までに職種が決定される。
(山東1尉)

年間スケジュールに戻る

B課程60km、U課程30km徒歩行進訓練

行進訓練とは?

 60(30)km徒歩行進訓練は、文字通り60(30)km歩く訓練だ。しかし、ピクニックのように歩くのではなく、山道や険しい上り坂等があり、重い荷物や小銃を持ち、昼夜を問わず行進し、各種の状況付与を与えられつつも、長時間継続する状況下での指揮及び幕僚活動のあり方を理解させるとともに、初級幹部としての指揮能力の向上を図ることを目的として実施する訓練である。
(大野1尉)

30km徒歩行進訓練を終えた感想
(U課程 久保田候補生)

1 全般
 30km徒歩行進訓練では、様々な困難に直面する事となったが、過酷な環境下で指揮幕僚活動を実地に体験することで、一人では達成困難な事も集団で力を合わせれば達成可能になるということを学んだ。
2 細部
 私は第4フェーズにおいて情報・通信幕僚として小隊本部で勤務した。勤務開始当初、私は情報・通信幕僚でありながら、次々に入ってくる情報や、行うべき指示の多さに忙殺されてしまった。
 そこで、全ての情報を一度自分で抱え込むのではなく、小隊本部全体で情報を共有するよう改めた。それにより、自分自身の任務に落ち着いて取り組めるようになるとともに、小隊本部内での意見交換を活発化させることができた。
 私に限らず、各幕僚はその業務を一人で抱え込まず、小隊長を中心として小隊本部全体で物事に対応した。そのようにして、効果的な指揮活動を行えばこそ、部隊はその持てる力を発揮できるのだと強く感じた。
3 その他
 今後、U課程は60km徒歩行進訓練を行う事が予定されている。距離は今回の2倍となり、それ以上に様々な困難が立ちふさがる事が予想される。しかし、今回の30km徒歩行進訓練で学んだ事を忘れず、次回も全員での完歩を目指し、日々努力していきたい。

60km徒歩行進訓練を終えた感想
(B課程 小笠原候補生)

 60km徒歩行進訓練では、多くのことを学ぶことができた。特に印象深い2点について述べる。
 1点目は、正確な情報がいかに大切かということである。訓練中、私が指揮官として判断を求められた際、情報が錯綜し状況判断に支障を来たした。今後、どんな立場にあっても情報は正確に取り扱うよう肝に銘じたい。
 2点目は、任務に対する姿勢、特に辛い局面でのあるべき姿についてである。訓練終盤では精神的にも体力的にも追い込まれている中、安易な方向に逃げようとする自らを叱咤し、やるべきこと、できることを必死で実行した。
 我々の使命は国防であり、いかなる状況においても任務を遂行しなければならない。極限状態にこそ人間の本性が現れるというが、特に幹部自衛官については、精神力で自らの弱さを乗り越えなければならないことを痛感した。
 本訓練を完遂できたのは、基幹隊員はもちろん、同期たちのおかげである。心から感謝したい。

年間スケジュールに戻る

I,A課程 60km徒歩行進訓練

行進訓練とは?

 60km徒歩行進訓練は、文字通り60km歩く訓練だ。しかし、ピクニックのように歩くのではなく、山道や険しい上り坂等があり、重い荷物や小銃を持ち、昼夜を問わず行進し、各種の状況付与を与えられつつも、長時間継続する状況下での指揮及び幕僚活動のあり方を理解させるとともに、初級幹部としての指揮能力の向上を図ることを目的として実施する訓練である。
(大野1尉)

候補生の感想(A課程 寺地候補生)

 60km徒歩行進訓練を終え、私は航空学生の時にも60kmを歩いているが、当時の訓練と比べて本訓練の訓練成果はより大きいものであったと感じている。その理由は、本訓練において各級指揮官及び幕僚等の勤務を実施したこと及び他課程学生と共に訓練を実施したことが、より大きな成果を得ることに繋がったことである。私が特に大きな訓練成果として掲げるのは、各勤務を通して学んだ指揮官として必要な事項及び部隊の一員として指揮官や部隊を支えるフォロワーシップ精神の2点である。
 私は訓練開始当初、分隊長を務めた。訓練の始まりであり、まずは分隊の勢いをつけるという意気込みを持って勤務にあたったが、ここで私は悩まされた。分隊員のほとんどが他課程学生であり、他中隊の学生であったため、私は分隊員の把握に苦労した。この時、私は、指揮官は自分が指揮する部隊の隊員の個々を把握していなければ的確な指揮ができないことを学んだ。しかし、我が分隊の隊員は、とても高いフォロアーシップ精神を発揮し、分隊長である私を積極的に支援しようとする姿が見られた。これにより私は、分隊長をやり遂げることができた。
 私は本訓練で学んだことを、今後の課程生活の糧とし、一人前の幹部自衛官を目指して、日々精進していきたい。

年間スケジュールに戻る

修了者の声

28年度修了 I課程

8空団 3尉 岩元 拓也

職種 補給幹部(元特技:情報)
第106期一般幹部候補生(部内)課程

[幹部候補生学校(部内課程)で学べたこと]
 幹部候補生学校では、日常生活から各種行事の開催等に至るまで、あらゆる場面で学生が主体となって考え行動します。そのため、課程期間を通じ幹部自衛官として必要な自主性や各種の調整力を向上させることができたと感じています。また、約半年間に及ぶ課程期間で、「自ら考え、判断し、行動する航空士官」となるための教育訓練を受けることにより学生全体に自主自律の精神が醸成され、同期と切磋琢磨し、共に高め合う充実した入校生活を送ることができました。
[受験対象者へのメッセージ]
 幹部候補生学校では、最新の教材と最適化されたカリキュラムを活用した教育により幹部自衛官として必要な教養を無理なく学ぶことができます。また、基幹隊員の方々の熱意溢れる指導により、昼夜を問わず、幹部自衛官としての資質を半ば強引に涵養するとともに、たくさんの同期との出会いが自身を大きく成長させてくれることでしょう。
 幹部候補生課程の入校にあたって、慣れないうちは不安なこともあるかと思います。そんなときは、「向き不向きよりも前向き」に取り組んでみてはいかがでしょうか。どこまでも長く辛く感じられる課程期間は、あっという間に過ぎ去ってしまい、自身の能力向上を図るためには、1分1秒も無駄にできません。苦しい時、辛いときでも何かひとつ学べることを探して、実り多い幹部候補生課程となることを期待します。

中警団 3尉 片桐 仁

職種 通信(元特技:地上無線整備)
第106期一般幹部候補生(部内)課程

[幹部候補生学校(部内課程)で学べたこと]
 自ら考え、判断し、行動すること。これは、幹部候補生学校の教育理念であり、幹部自衛官として、一見当たり前のことに思えますが、それを要求され実践することは、とても難しいことでした。しかしながら、幹部候補生学校における課程生活及び各種訓練等を通じ、数々の困難を同期と共に乗り越えていく過程で、幹部自衛官としての基礎事項を身につけることができたと考えています。また、各教官の丁寧な教え導きのおかげで、多角的な視野を持つことができるようになり、そして挑戦し続けることの大切さを実感しました。更には、厳しい訓練を共にした同期の絆は、現在の自衛隊生活において私の宝物になっています。
[受験対象者へのメッセージ]
 部内幹部受験は、私自身も永年迷い、そして悩んだ末の受験でした。最終的な決断は、家族や上司の後押しがあったこと、そしてこれまで空曹として培ってきた経験をより発揮できる絶好の機会であると考えたからです。また、変革する防衛省自衛隊において幹部自衛官でしかできない任務等にも就ける可能性も多くあり、任官することにより、今後の自衛隊生活において様々な道が拓けるとも考えました。私自身、幹部自衛官としてチャンスを掴むことができました。私の言葉が、受験のきっかけの一部となれば幸いです。

7空団 3尉 石黒 由依

職種 総務人事(元特技:飛行管理)
第106期一般幹部候補生(部内)課程

[幹部候補生学校(部内課程)で学べたこと]
 幹部候補生学校(部内課程)では、空曹の立場とは異なる「幹部自衛官」としてのものの見方や考え方を学びました。起居及び各種教育訓練を通じて、指揮幕僚活動の基本を学ぶだけでなく、「規律」「団結」「士気」の大切さを再認識するとともに、自己の人間性を改めて問うきっかけとして非常に貴重な経験ができました。入隊10周年の節目において、このようなキャリア・アップの機会を得ることができ、今後の自衛隊生活が益々充実するものと考えています。
[受験対象者へのメッセージ]
 部内幹部のよいところは、自身も曹士であった経歴を有しているという点であると考えます。幹部自衛官としてそれまでとは異なった職域において勤務する上でも、曹士時代に得た知識や経験は様々な場面において役に立つと実感しています。他方、隊員に対する服務指導にあたっても、その立場の心情や考えを理解している部内幹部であればこそ、 より効果的な働きかけができるのではないかと考えます。

3空団 3尉 齊藤 真二

職種 総務人事(元特技:警備)
第106期一般幹部候補生(部内)課程

[幹部候補生学校(部内課程)で学べたこと]
 私は、奈良幹部候補生学校に入校して特に自らの精神面が鍛えられたと感じています。入校中に実施された各種訓練において、体力的についていけるか心がくじけることにならないか不安を感じたこともありました。しかしながら、訓練準備をしっかり行い、前向きな気持ちで訓練に臨み、同期と共に切磋琢磨することで、諦めずに最後まで課程を履修することができました。
 課程教育の中できつくつらい訓練を乗り越えた経験を自信に変えて、今は何をするにしても初めてなことが多いですが、前向きな気持ちで業務に体当たりをしています。
[受験対象者へのメッセージ]
 受験対象者の皆さんは、幹部になること、幹部候補生学校に入校することに不安を感じているかもしれません。しかしながら、幹部候補生学校では、共に支え合う仲間となる同期学生がおり、また、厳しくも愛情のある指導教官により充実した学校生活を送れます。また、幹部になることについては、私は、現在飛行部隊の総務人事幹部として、約600名の隊員の人事業務、式典などの総務業務を担当しています。求められることは多く、臨機に対応していかなければならない状況もありますが、コミュニケーションを大事にして上司、部下ともに助けられながら、まかせられた業務を遂行できています。
 私は、人事管理をまかされていること、部下をもって仕事することに誇りを感じ、日々の業務をクリアできるたびに、やりがいと達成感を得ています。受験対象者の皆さんも前向きな気持ちで幹部昇任試験に体当たりしてみて下さい。

修了者の声に戻る