はいさい、ぐすーよー。(沖縄方言「みなさま、こんにちは。」)
 那覇基地司令兼第9航空団司令の稲月です。
 本日も那覇基地のホームページにアクセスいただき、ありがとうございます。

 沖縄は、6月23日に梅雨明けしました。5月は雨が殆ど降らず、数十年ぶりの水不足も心配されるほどでしたが、6月中旬の台風6号襲来を契機に、ようやく水不足が改善傾向になり、少し安心しているところです。蒼い空と強い日差しが大地を覆い、美ら島が光輝く季節がやって参りました。
 先月ですが、当基地に所在する那覇救難隊が2件の航空救難活動に従事しました。いずれも洋上における航空機墜落事故でしたが、救難隊は現場へ真っ先に到着し、搭乗員を発見・救助しています。洋上救難は、要救助者が溺れてしまう危険性が高いことから一刻を争う迅速な捜索と救助を伴う活動です。那覇救難隊は、日頃の訓練成果を発揮し、今回の危急の航空事故において冷静かつ迅速な人命救助を果たしました。
 特に、6月7日に発生したエクセル航空所属のヘリコプター墜落事故では、東京空港事務所長から南西航空方面隊司令官へ災害派遣要請(航空救難に準じた災害派遣)がなされ、救難機であるU-125A×1機、UH-60J×2機により災害派遣を行いました。同日午後、ヘリコプターが消息不明との一報を受けた那覇救難隊は、訓練飛行中だった前述の救難機を速やかに現場海域に急行させて事故機パイロットを発見、救助しています。
 那覇基地では、このような航空救難活動をはじめ、平素より地震、大雨、津波、火災などに対する災害派遣を行う準備を整えております。航空自衛隊のみでの活動にとどまらず、所要に応じて陸上自衛隊や海上自衛隊とも連携し、必要な時期と場所に必要な人員と装備を派遣して、沖縄をはじめ日本各地における天災地変から国民の皆様をお守りできるよう、いわゆる「備え」と「構え」を維持しています。
 皆様が盛夏の季節を平穏かつ安心して過ごされますよう祈念申し上げますとともに、那覇基地に対しまして、これまで同様にご理解、ご支援を賜りたく存じます。
 ゆたさるぐとぅ、うにげーさびら。(「よろしくお願い致します。」)   平成30年7月2日

略歴

第30代那覇基地司令

稲月 秀正

防衛大学校35期卒業

埼玉県出身


平成   3年   3月   航空自衛隊入隊

平成22年   9月   防衛研究所(目黒)

平成23年   7月   統合幕僚監部運用部(市ヶ谷)

平成24年   8月   幹部学校付(米国)

平成25年   8月   航空幕僚監部運用支援・情報部運用支援調整官(市ヶ谷)

平成26年   8月   航空幕僚監部防衛部(市ヶ谷)

平成27年   8月   航空幕僚監部運用支援・情報部運用支援課長(市ヶ谷)

平成29年12月   現職

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