旧海軍舞鶴鎮守府掩体壕 及び T-6G中等練習機

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旧掩体壕

旧海軍舞鶴鎮守府掩体壕 及び T-6G中等練習機


 本掩体壕は旧海軍舞鶴鎮守府が当時この基地に配備されていた零式戦闘機彩雲偵察機等を格納するため1944年ごろ構築したものです。旧海軍の滑走路は東西1500m、南北1700mの2本を交差させた本格的構築で本土決戦に備えられていました。現在残っているこの掩体の所在する位置は旧滑走路の南端にあたり、さいわい空襲を免れたため掩体壕の旧態を留めて現在に至っています。
 なお、ここに格納中の航空機はかつて航空自衛隊のパイロット養成に活躍したT-6G中等練習機であり、旧軍機の迷彩を施して先人の努力をしのぶ一助としています。