Q:班長として勤務することにプレッシャーを感じますか?

A:自分が日本にいた時に見た「班長」の姿というのは、業務の全般統制や隊員の人事管理を行うものだと思っていました。そうした姿を思い描いていると自分に務まるのだろうかという一抹の不安はありましたが、今の班では自分の不安に反して、班員一人一人が自主性を持って主体的に動いてくれますので、特段のプレッシャーを感じることはありません。今の班員にすごく支えられていると思います。

 クローズアップ隊員 (20.11.19)

Q:今回の派遣を通じて感じたことは何ですか?

A:派遣勤務で一番良かったと感じたのは、日本全国各地の隊員と一度に沢山出会えたことです。日本ではこうした体験はできないので、間違いなく自分の財産になると思います。 また、仕事について言えば、英語を使って他国軍と調整することが必要となりますから、自分たちだけで仕事をやるわけでないということを感じました。もし次にこうした勤務の機会があったなら、もっと英語を勉強しておきたいですね。
業務隊 通信小隊 
  3等空曹 堀川 真弘

 通信小隊の堀川3曹は、有線整備班長を務めています。

Q:派遣輸空隊での勤務で気を付けていることは何ですか?

A:電話、FAX、インターネット等、日本と同様の通信環境を構築するためには、有線による通信が不可欠です。日本から遠く離れたクウェートにおいて通信手段を確保することは極めて重要であるので、強い責任感を持って仕事に臨んでいます。
Q:今後の抱負をお願いします。

A:この派遣期間が終われば、自分は日本に帰りますが、自分がここでした仕事というのは、この地に、そして自分の心に生涯残るものだと思います。ですから、自分自身で後悔しないような仕事をして、自分の後に続く隊員達に引き継いでいきたいと思います。