基礎教育課程を修了すると、「術科学校」へ進み、専門的知識・技術を身につけます。術科学校には、「第1術科学校」(航空機整備等:浜松)、「第2術科学校」(レーダー整備等:浜松)、「第3術科学校」(後方業務等:芦屋)、「第4術科学校」(通信気象等:熊谷)、「第5術科学校」(航空管制等:小牧)があり、多彩な職域に応じた専門性を修得します。術科学校における教育は、初期段階から専門的な能力を引き上げて、職域のエキスパートへと育成することを目的としています。職域によって期間は異なりますが、約3ヶ月から1年間で履修します。術科学校卒業後は、各部隊に配属され、任務に従事しながら段階的に知識やレベルを向上させる実務訓練、定期的に行われる演習などを通じて、能力の向上を図っていきます。
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第1術科学校は、東海道新幹線の浜松駅(静岡県浜松市)からバスで約20分の浜松基地にあります。浜松基地は航空自衛隊で初めて航空団が置かれるなど、航空自衛隊発祥の地としての歴史を持っています。履修課程は、主に航空機の整備に関するものが中心となります。「航空機整備」の航空機整備員、ヘリコプター整備員、エンジン整備員、油圧整備員、計器整備員、電機整備員、救命装備品整備員をはじめ、「武装整備」の火器管制装置整備員、「無線レーダー整備」の機上電子整備員、「武器弾薬」の武器弾薬員及び動力器材整備員などを養成しています。防空の要である飛行機そのものに関わるだけに、大きなやりがいがある職種です。 |
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第2術科学校は、第1術科学校とともに浜松基地にあります。航空自衛隊は、最新の技術を使用したハイテク機器を保有し、これらを駆使して日本防空の任務を遂行しています。第2術科学校では、これら、警戒管制用大型コンピュータシステムや警戒管制用レーダーシステム、航空管制用レーダーシステムの整備、地対空誘導弾ペトリオットなどの整備や運用(使用方法)に必要な基礎的知識及び技術を教育しています。「高射」の基地防空操作員、高射操作員、「高射整備」の基地防空電子整備員、基地防空機械整備員、高射電子整備員、高射機械整備員、「無線レーダー整備」では、航空管制器材整備員、警戒管制レーダー整備員、電算機整備員等を養成しています。これらも防空に直結する手応えある職種です。 |
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第3術科学校は、鹿児島本線折尾駅からバスで約20分、玄界灘に面した芦屋町(福岡県遠賀郡)の芦屋基地にあります。芦屋基地には、主として後方支援業務につくための教育を行う第3術科学校をはじめとして、航空自衛隊の次の世代のパイロットを育成する基本操縦(T-4)前期課程の教育訓練を実施する第13飛行教育団の他、全部で11の所在部隊があり、それぞれの任務を遂行しています。第3術科学校は後方支援業務に関する課程が中心となるため、職域も幅広く、車両整備員、土木建築員、電気員、設備機械員、給汽員、消防員、輸送員、給養員、補給員、燃料員、調達員、人事員、厚生員、会計員等の特技職を養成しています。いずれも、防空という任務を円滑に遂行し、それを支えるためには欠かせない職種です。 |
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第4術科学校は、東京からJR高崎線に乗り約1時間、籠原駅から徒歩約20分の熊谷基地にあります。熊谷基地は、御稜威ヶ原(みいずがはら)と呼ばれる旧陸軍飛行学校跡地の一部にあり、日本でも有数の桜の多い基地として知られています。熊谷基地には、第4術科学校の他、第2教育群、生徒隊、第1移動通信隊などがあります。広い敷地の中、豊かな緑に囲まれた静かな環境は、学生が勉強するのに最適な環境です。第4術科学校では、「情報」に携わる語学員や無線調査員、「気象」に携わる気象観測員、気象器材整備員、「通信」を担当する通信員、「通信器材整備」の地上無線整備員、有線整備員を養成しています。防空に不可欠な通信と情報のエキスパートを育てます。 |
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第5術科学校は、名古屋空港に隣接する小牧基地にあります。小牧基地には、第5術科学校の他、C-130輸送機を運用し国外運航でも活躍する第1輸送航空隊、救難機の整備を担当する救難整備群と救難員教育等を担当する救難教育隊等があり、多様な任務に従事する隊員と接することができます。第5術科学校では「警戒管制」、「航空管制」と「電算機」の職域に携わる自衛官を育てています。航空作戦に直接携わる航空警戒管制員、国家資格を取得して空の安全に携わる航空管制員、飛行計画の管理に携わる飛行管理員、また、各種運用システムの中枢である電子計算機及びプログラムの管理に携わる電算機処理員を養成しています。いずれの職種も、航空自衛隊の作戦運用に直結する、やりがい十分の職種です。 |















